首の寝違えにシップ(湿布)薬なんか貼ってはいませんか?実はこんなことにも・・・
- 2017年05月19日
- ブログ
「シップを貼っているんだけど治らない・・ どうして?」

『首と背中が痛くて湿布を貼っているんだけど良くならなくて・・・
』

この仕事をしているとよく患者さんからそんな声が聞かされます。
まず初めに痛くなると、どうすれば治るのか考えますよね。
そので真っ先に考え付くのが湿布薬です。
また痛いと整形外科に行くことがありますが、
まずレントゲンを撮って調べてもらい
医師から、「異状ありませんからシップ薬を出しておきますね。」
そんな感じでしょう。
そこで病院が出したお薬ですから安心しますよね。
しばらくシップを貼って様子を見ますがそれでもなかなか痛みが治まらない・・・
「どうしたらいんだろう? 病院で渡されたのに・・・!?」
なんて思いながら当院に来る患者さんがほとんどです。
そこで、よく病院で渡される「湿布薬」について、
私のこれまでの経験から、ちょっと疑問を感じていることをお話しさせていただきます。
首の寝違えや背筋痛も、寒い冬場よりも暑い夏場に多い!
特にこの暑い夏の季節
、首の寝違えで来院する患者さんが増えてきます。
その原因は、
その1つに、寒暖の差
ズバリ、エアコンなどによる冷房です。

それは何故かと言うと、
寒暖の変化により自律神経が崩れやすくなり身体にストレスが生じます。
夏場と言うのは当然暑いですから、体温調節のため自然に
汗
をかくようになっているんですね。
当然暑いものですから、オフィスや車や、
またはスーパーなどもけっこう涼しくしてますよね。
ところが、
身体が温まっている状態から急に涼しくしたりすると血管が収縮します。
そうなると今度は筋肉も収縮して固まるんです。
その結果が、急に寝違えを起こしたり、また背中が重苦しくなってくるんですね。
もう顔が左右に曲がらなくロボットみたいな感じになってくる患者さんもいます。(笑)
そういう人はきまって首に湿布を貼ってきますね。
それも整形外科で受診した後で、湿布を渡されて来たというのです。
ところが、「はじめよりもだんだん痛みがひどくなってきた。」![]()
というのです。
それもそのはず、湿布なんか貼るからなんです。
まず絶対シップを貼ってはいけないところは・・・
それはまず一つ、頚部、首の後ろです!
頚部というのは、大切な複数の中枢神経が集まっています。

私の経験からすると、どうやら湿布に含まれている成分、
消炎鎮痛剤などが中枢神経を刺激させるようなんです。
要するに神経を過敏に緊張させ痛みが感じやすくなる。
それは血管を収縮させるため筋肉を硬くさせているんですね。
本当は、逆に痛くなった神経をなだめなければいけないんですね。
それは当院ではすべて手技療法(指圧マッサージ)で直接幹部を触りますから具体的に分かるんです。
また同じように手足のしびれなどがある場合や、背中や腰に貼るのも逆効果ですよ。
やはりこれも薬剤成分が神経を刺激させ、神経が過敏になるようです。
じゃぁどうすればいいのよ!!
当院ではまず温めます。
ホットパックという器械で気持ちのよい温かさを保ちながら
首に巻いたり腰や臀部にあてます。
人間の身体は基本的に冷やしてはいけないものと考えています。
よく温まった風呂上りは何となくよくなった様な感じがしませんか?
それは身体を温めると筋肉が緩み、神経がリラックスした状態になるからです。
当院では硬くなった筋肉を緩めるように指圧マッサージを施し代謝を高めていきます。


湿布薬に対する結論は?
結局のところ、湿布は気休めと考えます。
ただ、気休めだって必要です。
何もしないよりは何かをして気持ちを安心させる効果もありです。
しかし、気休めになればいいですが逆効果になっては元もこうもありませんね。
最後に、
当院に来る患者さんで、慢性的なしびれの痛みを訴える方々の中に
「夜中に腰から脚にかけてしびれて眠れないときもある。」
という人が何人かいますが、
そういう人は決まって病院からもらってきた湿布薬をいつもべたべた貼っていますね。
ご覧いただきましてありがとうございました。
……………………………………………………………………………..
創業昭和39年【山形・寒河江市の整骨院】
藤 田 接 骨 院
寒河江市丸内1丁目1-8
電話(0237)84-4027
受付時間:午前8:30~12:00 午後2:00~6:30
日曜・祝祭日休診
電話でのお問い合わせは


