ハムストリングなどの肉離れは後遺症が怖い!
- 2019年01月26日
- ブログ

大腿部 裏筋の肉離れ そもそもの原因は?
ハムストリングスとは「もも肉のひも」という意味だそうです。
もも裏筋の大腿二頭筋群を言います。

その筋肉は、速筋(瞬発的な力をかける筋肉)部のため、
陸上競技のスタート時やバレーボール・バスケットボールでのジャンプなどを行うスポーツ選手に多くみられます。
また同じような症状が下腿部 ふくらはぎにも起きます。

その急激または反復的に筋肉(骨格筋)が収縮した結果、筋膜や筋線維が損傷するのが肉離れです。
当院に来た患者さんの中で、「ブチッ
」って音がした。
また「後ろから蹴られた感じがした!」
と訴えてくる人もいます。

反面 肉離れなどの故障を起こした後、しっかり治してケアしておかないと再発してしまい癖になってしまう場所もあります。
またよくありがちなのは、ちょっとした瞬間に脚がつったりすることもありますね。
治ったとしても最悪の結果、ケガの恐怖心から精神的なトラウマになり、
かばう気持ちから思い切ったプレーができなくなることさえあります。
ではそもそもの原因は何か?
身体の硬い(筋肉の硬い)人がなりがちです。
これまで当院で数多くの肉離れの損傷を診てきましたが、
いずれも前屈などできない身体が硬い人ばかりです。

また肉離れは左右同時にはなりません。
右か左の片側だけですが、
それは身体を支える重心側、また自然にスタンスをとる軸足側に発症します。
これは体質的な癖でありますから、急に左右変化するものではありません。
ですから癖になるというのは、一度肉離れを発症するとまた同じ所が痛めやすいというわけです。
肉離れした後は、筋肉が固まってしまいます。
肉離れは文字通り、筋肉が断裂した状態を言いますが、
断裂と言ってもこれまで数多く診断した結果、
視診では、腫れているなど目立つ変化は診られないこともありますが、
まれに内出血を起こし、3日目後頃より右の写真のように皮膚が紫色になることがあります。
その場合、患部の筋肉がパンパンに張っていることがあります。
通常歩行は困難です。
触診になると、患部のポイントに圧迫痛 顕著に訴えます。
下の図にあるように一つの筋肉は複数の筋膜で形成されています。
またその筋膜も複数の筋束で形成されています。
そしてまたその中にも複数の筋繊維があります。
筋繊維はmm以下という本当に細い部分が断裂した状態が肉離れです。

発症予防はストレッチ体操です。
上にも述べましたが、肉離れを起こす人は身体の硬い人ですが、
であれば柔らかくすればいいはずです。
それには自分でできる方法はストレッチ体操です。
できる限り裏筋が伸びて突っ張った状態を意識して筋肉を伸ばしてみましょう。





肉離れしたらまずは施療を受けてください。
最初に述べましたが、
「肉離れなどの故障を起こした後、しっかり治してケアしておかないと再発
してしまい癖になってしまう場所もあります。」
きちんとした施療もせずただシップだけを貼っただけ・・・
またテーピングをしている・・・
これだけでもし治ったならばシップでもテーピングでもありません。
時間が経過して自然に回復しただけです。
しかし、肉離れは自然に回復しても後遺症が残ります。
その後遺症とは、前述したように筋肉が硬直するからなんです。
筋肉が固まった状態でまた運動など行えばまた再発するのは必然です。
その固まった筋肉を柔らかくする施療が絶対必要です。
当院ではその筋肉をやわらげる施術を行います。
負傷したらアイシング・シップ・テーピング・バンテージ固定を初期に行います。

しかしそれは一時的に行い、なるべく早くリハビリ施術を行います。



ご覧の写真のように固まった筋肉を指圧マッサージを行い代謝を高め
血流の循環を良くさせれば後遺症は残りません。
ハムストリング、下腿部の肉離れは当院にご相談ください。
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